
心ときめく愛と夢がつまったミュージカル『美女と野獣』。迫力の舞台装置、豪華絢爛な衣裳とめくるめくイリュージョン、そして流麗なメロディーの数々・・・日本各地で感動を呼び起こし続けた舞台が、ついに東京にやってきます。上演地となるのは、本年夏に誕生する四季劇場[夏]。劇団四季10番目の新たな専用劇場で、華々しいオープニングを飾ります。
この新しい劇場は、JR、東急線、りんかい線など、各線が乗り入れる大井町駅より徒歩3分の好立地に誕生します。国際都市東京の表玄関である品川区の中心部に位置し、区内でも有数の商業地である大井町。最先端の商業施設や道路建設など地の利を活かした都市開発が進められ、新たな演劇文化の拠点としても絶好のロケーションといえるでしょう。
着工から8ヶ月。工事は順調に進み、大井町駅からは、劇場の輪郭がほぼ出来上がったシアターを望むことが出来ます。設計・施工は清水建設株式会社。これまでも四季劇場[春]、[秋]をはじめ、五反田、横浜のキャッツ・シアターなど、数多くの劇場を手掛けてきました。清水建設株式会社 廣田昌成氏は「劇場という素晴らしい建物に携われる事に誇りを感じています」と語ります。今回の建設地は、品川区有地内の駐車場。2009年6月30日、現場はまだ更地の状態です。品川区/五反田・大崎で4年半のロングランを達成した『キャッツ』東京公演が縁で、“地域の人たちの生活に文化で「潤い」を”という品川区の思いと、“演劇文化をさらに広く深く市民社会に根付かせたい”と考える劇団四季の思いが合致し、区が保有する大井町駅に隣接する土地を借り受けることとなりました。 |

2009年7月16日、土台の基礎工事がはじまりました。四季劇場[夏]の建設ではまず地下の掘削をおこなうことに。写真は、掘った部分の側面を保護する「山留工事」の様子です。この工事によって、周囲の地盤の崩壊や土砂の流出が防止されるのです。今回は、H鋼と呼ばれる鉄鋼で山留め壁をつくりました。
2009年8月24日、舞台の真下にある「奈落」と呼ばれる空間を掘削しています。ここには回り舞台や迫り出し(※)などの様々な装置があり、一番深く掘られる場所となっています。(※)迫り出し…俳優や大道具を奈落(ならく)から舞台などへ押し上げること。その装置のこと。 |
2009年9月26日、奈落部分の床コンクリート工事をおこないました。ここに型枠を建て、鉄骨を組みコンクリートを流し込み、地下躯体を作ってゆくのです。 |
2009年10月23日、劇場1階床の型枠工事をしました。客席は2階層。「舞台と客席に一体感がある、濃密な空間」をコンセプトに作られた四季劇場[夏]は、2階客席が1階席中央近くまでせり出し、舞台と客席が非常に接近しています。土台ができたら、鉄骨を組み、いよいよ劇場が上方へのびてゆきます。
次回は、鉄骨、壁面ができあがる様子をご紹介いたします。ご期待ください!
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『美女と野獣』 東京公演7月中旬開幕
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