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7月12日、『夢から醒めた夢』東京公演が開幕します。
開幕まで残り5日にひかえた7月7日、横浜市あざみ野の稽古場では総稽古(稽古場での最終通し稽古)が行われました。

総稽古の様子
『夢から醒めた夢』の稽古で最も時間を要し、集中的に行われるシーンがあります。それは物語の冒頭に登場する、遊園地のパレード。
遊園地は夢の世界への入口。主人公の少女・ピコが、夢の配達人に誘われてやってくる場所です。おもちゃの兵隊やピエロ、小人たちが次々と登場し、タップダンスやアクロバット、ローラーブレードやラートを使ったパフォーマンスの数々を披露。サーカスさながらの、驚くような演技が繰り広げられます。
このようなダンスを中心とした稽古では、振付を担当した加藤敬二が中心となり指導にあたります。
「自分の中だけで一生懸命やろうとしても、客席には伝わらない。お客さまの身体はピコと一緒。もっとピコに語りかけて」
「腕や脚だけを使って踊ろうとしてる。もっとこうやって、身体全体を使って力強く」
「ひとりひとりが輝くように見せたい。そのためローラーブレードも、ラートもタップも、プレッシャーに感じないで、楽しんでやってください」
手拍子でカウントを取りながら、そして次は音楽と合わせながらと、同じシーンを何度も繰り返します。
踊っている時は華やかな笑顔。しかし加藤が語り出すと、一瞬にして真剣な表情へと変わります。
与えられた要求に応えようと、Tシャツの裾から汗をこぼしながら必死で稽古に取り組みます。
『夢から醒めた夢』はあたたかい友情が詰まった、優しい物語。
今年の夏休みは、ご家族そろってこの夢の世界を訪れてみませんか? 劇場で、夢の住人たちがあなたに素敵な夢を運んでくれます。

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