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『オペラ座の怪人』名古屋公演の製作発表会見が行われました【動画追加】

2009-03-19  

3月17日、ミュージカル『オペラ座の怪人』名古屋公演の製作発表会見が行われました。

9:00。
新名古屋ミュージカル劇場にほど近いヒルトン名古屋では、名古屋公演本部のスタッフたちが忙しく会見の準備を進めていました。
会場からは音響チェック中の『オペラ座の怪人』の音楽が流れ、向かいに用意された控え室からは、念入りにウォーミングアップをする俳優たちの歌声が響いています。

11:00。
ウォーミングアップを終えた俳優たちが合流し、会見のリハーサルが行われます。
いつもの舞台とは全く違う環境でも最善の照明・音響で『オペラ座の怪人』の世界を楽しんでいただけるよう、ベテランの舞台スタッフも名古屋入りしています。緊張気味だったクリスティーヌ役の笠松はるも、知っている顔がたくさんあるのを見て少しほっとした様子。
一方、初めて大きな記者会見を経験する若手の営業スタッフはだんだんと緊張が高まっていきます。

12:30。
受付が始まると、東海地方のマスコミ各社、協賛社のみなさまなどが多数ご来場。
準備した席はあっという間にいっぱいになり、途中さらに席を追加する一幕も。11年ぶりに上演する『オペラ座の怪人』への期待の高さが伺えます。

13:00。
主催3社の代表の挨拶から会見はスタートしました。

中日新聞社 代表取締役会長 白井文吾 氏
昨年55周年を迎えられた劇団四季は長年の恩返しとしてチケット料金の値下げを行いました。100年に1度の不景気に際しての四季ならではの思い切った決断にエールを贈りたいと思います。
劇団四季の会員組織「四季の会」の愛知県の会員数は、東京に次ぐ2番目の多さと聞いております。
昨年20周年を迎え、入場者数500万人を超える『オペラ座の怪人』の11年ぶりの名古屋公演をファンの方々もきっと心待ちにしていることと思います。

東海テレビ放送 代表取締役会長 石黒大山 氏
新名古屋ミュージカル劇場10周年の記念すべき年にミュージカル史上最高の傑作と言われます『オペラ座の怪人』を上演することになり大変喜んでおります。
5年前、アテネのオリンピックを見た帰りにロンドンで『オペラ座の怪人』を観ました。満員の観衆の中、ファントムの豊かな声量と落下するシャンデリアの迫力に圧倒された記憶がございます。
11年ぶりに名古屋に戻ってくる『オペラ座の怪人』も、前回を上回るパワーアップした舞台できっとみなさまを楽しませることと思います。

劇団四季 代表取締役会長 浅利慶太
『オペラ座の怪人』は世界120都市で上演されており、ご覧になったお客さまも8億人を超えています。そしてまだまだ続いている。この作品は世界のミュージカル史上、新記録を作り続けて行くんだろうなと感じております。
アンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽には素晴らしいメロディと非常に緻密な構成力があります。一人でも多くの方に名古屋で『オペラ座の怪人』をお楽しみいただければ幸いです。


左より、中日新聞社 白井文吾 氏/東海テレビ放送 石黒大山 氏/劇団四季 浅利慶太

続いて、『オペラ座の怪人』出演者を代表して出席した3名がご挨拶を述べます。

オペラ座の怪人:高井 治
1999年に入団いたしまして、新名古屋ミュージカル劇場の『キャッツ』のオールドデュトロノミー役で初舞台を踏みました。『オペラ座の怪人』名古屋での出演は8年ぶりとなります。
ファントム役は何度も演じさせていただいておりますが、とてもハードルの高い役です。毎回、役の高みを目指して演じております。名古屋のみなさまにもご覧いただければ幸いです。

クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる
2006年に入団しましたが、実は名古屋公演は初めてです。非常に楽しみにしております。
怪人とラウルの間で揺れ動くという難しい役どころなのですが、演じるたびに新しい発見があり、とても大切にしている役です。
名古屋のお客さまは温かく熱心に応援してくださるお客さまが多いと聞いておりますので、皆様のご期待に沿えますよう、一生懸命務めてまいりたいと思っております。

ラウル・シャニュイ伯爵:北澤裕輔
『オペラ座の怪人』にはオペラの要素がふんだんに盛り込まれているので、歌を勉強していた私にとっては、大変やりがいがあります。
名古屋では『ライオンキング』のシンバ、『夢から醒めた夢』の夢の配達人、『ジーザス・クライスト=スーパースター』のペテロなど、色々な役で出演させていただいて、思い出がいっぱいある土地です。この作品の中にはいろいろな愛の形が描かれています。ラウルは青年期のストレートな愛を貫く役。毎公演クリスティーヌを全力で守っていきたいと思っております。


左より、高井 治(怪人役)/笠松はる(クリスティーヌ役)/北澤裕輔(ラウル役)

質疑応答では時間いっぱいまで浅利慶太を中心にさまざまな質問が寄せられました。

「数多ある作品の中、『オペラ座の怪人』はなぜこんなにヒットしているとお考えですか?」という質問に対しては、「この作品は怪人の苦悩や愛の姿を通して人生の感動を描いている作品です。また、アンドリュー・ロイド=ウェバーは、現代で最もメロディーが書ける天才作曲家だと思います。感動的な作品を正確に丁寧に表現していきたいと思います」と決意をにじませました。

また、「『マンマ・ミーア!』で3名のドナがデビューしたように、新しいファントムの誕生は?」という質問には、「ここにいる高井君は稀なる美声の持ち主。できることなら彼に全部やって欲しいのですが(笑)」と会場を和ませつつも、「現在のファントム役3名に加えて1〜2名は誕生させたいですね。理想は名古屋や中部出身で良い声の人が登場してくれるといいなと思っております」と語りました。

続いて、記者のみなさまもお待ちかねのナンバー披露です。
クリスティーヌが急遽代役として歌ったことをきっかけにオペラ座の歌姫となるナンバー「スィンク・オブ・ミー」。そしてラウルが一途な愛でクリスティーヌを包み込む「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」の2曲を披露します。
マイクを通さなくても聴こえてしまうほど、伸びやかで美しい歌声が会場いっぱいに広がり、会見の席は一気に『オペラ座の怪人』の世界へと変わりました。
高井 治はこの日の夜公演に備えてナンバー披露は行いませんでしたが、浅利代表の「彼の声が聴きたい時はぜひ劇場へお越しください」とのひと言に大きな笑いが起こり、続く写真撮影は和やかなものとなりました。

ミュージカル『オペラ座の怪人』は、5月17日に大阪での2年にわたるロングラン公演を終え、2009年の夏に新名古屋ミュージカル劇場にて新しい歴史の第一歩を踏み出します。
切なくも美しい究極の愛の物語。アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作ミュージカル『オペラ座の怪人』にどうぞご期待ください。


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