【会報誌「ラ・アルプ」連動企画】『解ってたまるか!』加藤敬二寸又峡を歩く!

『解ってたまるか!』
加藤敬

3月3日(土)、東京・自由劇場にて4年ぶりの上演が開幕するストレートプレイ『解ってたまるか!』。この作品は、1968年、静岡県寸又峡温泉で実際に起きたライフル射殺犯の立て篭もり事件「金嬉老事件」をテーマに、昭和の知の巨人・福田恆存(つねあり)が劇団四季のために書き下ろした風刺喜劇です。主演は、劇団のトップダンサーで多くの作品で振付も担当している加藤敬二。「最後に(主人公の)村木が倒れ、下がってくる緞帳を前に、客席が考えている空気を感じるんです。これほど面白い作品はない」

ダンサーとしてだけでなく、役者としても類まれな魅力を持つ加藤。今回の舞台でどんなドラマを見せてくれるのでしょう? 演出・振付を手掛けた『ソング&ダンス TheSpirit』も大好評のうちに閉幕し、満を持してひとりのプレイヤーとして再び板の上に立つ加藤が、事件現場となった寸又峡で見せた演技者としての顔を会報誌『ラ・アルプ』未公開写真とともにご覧ください。

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「舞台でどういう感覚が芽生えるのか?」現場の風を感じ、新しい手応えを求めて――

金嬉老事件の現場となった寸又峡温泉。すでに一度訪れたことがある加藤ではあるが、自身4度目となる今回の舞台を前に、自然と足が向かったという。急カーブの続く細い山道を抜けてたどり着いたこの事件現場で、新たに何を掴んだのか? 「作品の意義」「上演に向けての意気込み」そして「どこへ行き着くのか?」。都心のホテルに舞台をうつし、抱腹絶倒の笑いと鋭利な社会風刺を全編に凝縮した福田恆存渾身の脚本に挑む加藤が、虚心坦懐にその胸の内を語る。

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撮影:荒井健

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