ギャビン・ミットフォード
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
宇垣あかねです。
私はこの『サウンド・オブ・ミュージック』に演出助手として参加させていただいています。
皆さまもご存知の通り、この作品にはたくさんの子どもがキャスティングされています。
昨年11月に行われた、オーディションで初めて彼らに出会い、12月に子役たちの稽古を開始しました。2ヵ月弱、この子役たちのみでの稽古を積み、2月初旬には大人たちとの稽古が始まりました。
彼らは大人とほぼ変わらない稽古に挑み、短期間でたくましい成長を見せてくれています。
その子役たちの成長を大きく導いて下さっているのが、ロンドンから来日しているオリジナルスタッフのギャビン・ミットフォード氏です。

ギャビンはオーストラリア出身の元バレエダンサー。
『サウンド・オブ・ミュージック』では振付補と子役ディレクターを兼任されています。
ギャビンとは昨年秋に視察のためイギリスを訪れた際、初めてお会いしました。
そこでイギリス公演の子役たちを稽古する彼の姿を拝見し、大変感激しました。
彼をひと言で表現するならば、まさに・・・“魔法使い”!
彼の言葉、彼の指示によって、子どもたちが一瞬のうちに自分の役を生き、輝き出すのです!
ギャビンの指導を受ける子役たちは本当に幸せ・・・。
それは、ギャビンは子役を“子ども”としてではなく、一人の俳優として尊重し、プロとして接するから。
1度言ったことが出来なかった時、間違えた時には厳しい注意が飛びます。
でも子役たちは決して落ち込みません。甘えもしません。
ギャビンからのダメ出しを受けた後、
「ギャビンがさっきいっていたことは、こういういみですよね?」
と、私に確認をしてくる、幼稚園生の女の子もいます。
一人ひとりがプロ意識を持ち、一生懸命自分の役を生き、役の人生を映し出そうとしているのです。


私は6歳の時に家族で映画「サウンド・オブ・ミュージック」を観て以来、この作品の大ファンです。
当時からたくさんの経験や年を重ね、今こうしてこの作品に携わっていますが、知れば知るほど感じるのが、なんて普遍的な作品なのだろう、ということです。
名作は、名作!6歳の時に初めて観た時と同じ感動と興奮を、今も与えてくれます。
皆さんの心の中にも、きっとそれぞれの『サウンド・オブ・ミュージック』があるのではないでしょうか?
もう一度、あの名作に心を弾ませてみませんか?
(『サウンド・オブ・ミュージック』演出助手 宇垣あかね)
開幕まであと34日♪
