ミセス・ポットの素敵なハート
こんにちは。
『美女と野獣』京都公演でミセス・ポット役を演じる竹原久美子です。
いよいよ『美女と野獣』東京公演が決定いたしました。
12年ぶりの東京公演を、劇団四季10番目の専用劇場でスタートできることはやはり嬉しいことですね。
『美女と野獣』は、あなたの大切なひとと観るのにぴったりなミュージカルです。
私が好きなシーンは、ベルとビーストが、あるきっかけから心を通い合わせはじめる場面。私たちも人間に戻れる可能性が出てきて、命がけで2人の応援をしているんです。きっと大人同士で観ると、せつないような、もどかしいような不思議な気持ちになるのではないかと思います。
また、ミュージカルの冒頭では、ベルが住んでいるフランスの片田舎の町が登場します。私はこのシーンでは登場しないのですが、大好きなシーンのひとつ。このシーンに登場するキャラクターは、ひとりひとりが生き生きとしていて躍動感に満ちています。歩き方ひとつとっても、それぞれ特徴があり、よーくみていると、「あ、こういう人、いるいる(笑)」という人だらけ。お子様とご観劇になる際には、「この人、何屋さんなのかなぁ」って一緒に想像してみていただけると、きっと楽しいと思いますよ。
お子様と劇場にお越しの際には、記念のグッズもオススメです。私のお気に入りは、ビーストとベルのお人形。すごく可愛くて、友人のお子様が観劇に来てくれたときにはプレゼントしたりしています。

ミセス・ポットにも、「チップ」という可愛い息子がいます。
彼女はルミエールやコッグスワースと同じ、お城の召使い。モノに変えられる前は料理人をしていました。明るく優しい彼女は、ビーストにも自分の息子のように温かく叱ったりしますが、チップに対してはまだすごく小さい子どもだから、と。(笑)演じる上で、そういった様々な人との距離感を掴むのに、随分苦労しました。
自分だけでなく、自分の子どもまで“モノ”へと変わってゆくというのは、切ないところもあるかもしれません。しかし、ミセス・ポットの「子どものために、私は諦めない」という台詞にもあるように、チップがいてくれるからこそ、希望を持ち続けることが出来るのです。たとえ他のみんなが諦めそうなときでも。やっぱり、母は強いって思いますね(笑)そんなところが、母親である彼女の芯でないかと思います。
ミセス・ポットは、明るく素敵な女性。一番大きな心で、ベルとビーストを見守っているように思います。ミセス・ポットは昔からアニメで見たりしていて、素敵なナンバーも持っていますし、本当に憧れていたので、役をいただけたときは、嬉しかったです。彼女に近づけるよう、稽古のときには、自分の親や、子どもを持っている友達のことを考えながら役に挑んでいますよ。
2月もいよいよ中盤に。『美女と野獣』カンパニーでは、3月のホワイトデーカーテンコールに向けて着々と準備中です。どうぞご期待ください!
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