劇団四季 オフステージブログ

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恋が潤うアイーダ体験 [ミュージカル『アイーダ』]

いよいよ9月5日に千秋楽が迫り、ますます盛り上がりをみせるミュージカル『アイーダ』。
“世界最古の恋愛物語”といわれる『アイーダ』ですが、「恋が潤うアイーダ体験」と題したコンテンツを公開中です。

ミュージカル『アイーダ』をご覧になった、イマドキの恋愛感情を持つ20代の女性たちに恋愛観について語ってもらったこのコンテンツ。
彼女たちが“世界最古の恋愛物語”から感じ取ったものとは。

舞台をすでにご覧になった方も、これからの方も、彼女たちの恋愛観に触れてから『アイーダ』を体験すると新しい発見があるかも。

さてこの「恋が潤うアイーダ体験」ですが、それぞれのコメントを ツイッター でつぶやくことが可能です。

気になるコメントを引用し、あなたの恋愛観を追加してつぶやいてみませんか。

専用のハッシュタグ #aikoi も自動的に追加されますので、あなたのコメントが意外なところに拡がり、話題を呼ぶかも…。

<つぶやきの例>
ツイッターでコメントを引用し、つぶやくにはいろいろな方法がありますが、その代表的な方法をご紹介します。

(1)気になるコメントを見つけたら…。【twitterでつぶやく】ボタンを押します。

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(2)twitter 上に引用されます。

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(3)冒頭にあなたのコメントを追記します。(例: あなたのコメント RT “ ”)

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(4)「ツイート」ボタンを押したら、投稿が完了します。

気になるコメントを見つけたら、どんどん つぶやいて みてください!

インターネット担当より

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『アイーダ』の魅力について [ミュージカル『アイーダ』]

劇団四季がお届けする時空を超えた愛の物語『アイーダ』。

アイーダの父であるヌビアの王・アモナスロ役の川原洋一郎です。
今日は、私が『アイーダ』の魅力についてお話しようと思います。

といっても、実は劇中での私の出番は三分ほどしかありません。

ヌビアの王としては少々寂しいのですが(笑)
しかし、愛娘であるアイーダと敵将・ラダメスの愛の行方を左右する上で、非常に大きな役割を担っていることは間違いありません。

ハイライトは、エジプト軍に捕縛され、牢獄の中ですでに亡き者と思っていたアイーダと再会するシーンです。

屈辱と失意にまみれた王にとって、これ以上ない僥倖、暗闇に差し込んだ一条の希望の光であったことでしょう。しかも、アイーダが自分の不注意からエジプト軍に攫われてしまったとわが身を責め続けていたのですから、尚更です。
ところが。

ようやく再会できたアイーダの口から、ラダメスへの愛を告白されてしまいます。

その心中は如何ばかりでしょう。

父として娘の幸せを願う心と、王としてのプライドと背負った責任。

ましてや、今はふたりとも敵国の掌中にあり泥をすする身です。
アイーダも「王女」と「女」というふたつの運命に苦悩しますが、父王・アモナスロも「王」と「父」というふたつの生き方の狭間で思い悩んだことでしょう。

そして、「忘れるんだ、そんな男のことは!」とアイーダに厳格に言い放ちます。

アモナスロは「王」であること選んだ。

これはつまり、社会の秩序・モラルを重んじたということです。

究極的にパーソナルな問題である「愛」に生きようとするアイーダに対し、アモナスロは対極である「社会」の体現者として立ちはだかるのです。

その意味で、アイーダにとって最も親しい間柄でありながら、最も厳しく大きな壁でありましょう。
その大きな壁を如何にしてアイーダは乗り越えるのか?

現代社会に生きる私たちにとっても、胸につまされ、ハラハラする展開が待ち受けていますよ。
ちなみに、私は別の役でもちょっぴり出演しています。まさか、ヌビアの王様がこんな役で登場しているとは!? というような意外な役ですので、もしご興味があったら探してみてください(笑)。

それでは、また劇場でお会いしましょう!

『アイーダ』作品紹介はこちら>>>


ガストンはこうやってつくられる!? [美女と野獣]

みなさん、こんにちは。
今回のオフステージブログは、ガストン役の野中万寿夫がお届けします。

ミュージカル『美女と野獣』の魅力には、アカデミー賞受賞のナンバー「美女と野獣」をはじめとする数々の名曲、瞬きする間も惜しい程の華やかな演出、純粋で美しいラブストーリーなど、様々な要素があります。その中でストーリーに深みを持たせるのに欠かせないのが悪役の存在。その重要な役割を果たしているのが、ガストンです。ガストンは、ベルが住む町のハンサムな人気者ですが、実際はナルシストで傲慢な性格の持ち主。その傲慢な性格で、ベルから嫌われてしまい、力づくでベルと結ばれようと陰謀をめぐらせます。

ガストンは、とてもマッチョな体の持ち主です。彼を演じるにあたりまず見た目を力強く見せる必要があります。筋肉トレーニングもちろん、普段から食事などに気を遣い、体づくりをしています。また、彼のような“分かりやすいナルシスト”は、普段はなかなかいないので、(笑)僕は人間観察をよくしています。と会ったときに、その人の中にある“ナルシストな面”をじっくり観察して、表現に活かすようにしているんです。

また、ガストンのシーンの見どころのひとつのマグダンス。お客様にもご好評いただけているとのことでとても嬉しく思います。ベルにふられて、ウジウジしているガストンが、みんなのダンスに加わり、段々楽しい気持ちになっていきます。そしてダンスのフィナーレには普段の自信を取り戻す、という明るいダンス。僕たちも楽しんでダンスをしています。

僕たちが目標としていることは「隣の人と音をひとつにする」ということ。マグカップは非常に固いものなので、少しでもタイミングのズレがあると、マグカップが相手の手に当たってしまい、怪我につながります。しっかりとしたリズム感、そして振りを正確におこなうことが大切です。キャストが変わると、必ず何度もチェックをして精度の高いものに仕上げています。

毎日の公演にあたり、毎回同じことをしていると思うと必ず緩んでしまいます。僕は1回の公演が完結したら、忘れるようにしているんです。勿論、体は覚えていますので、完全に忘れることはありませんが、1回1回の舞台に挑むときは、初めて聞く台詞、初めてやるダンス、歌だと思って心構えをしています。

また、本番はベストな状態で挑めるよう、開演前は、あらゆる準備が欠かせません。ウォーミングアップ、発声練習は勿論、ミーティングでは前日の芝居について話し合いをします。話し合いで解決できないところは、リハーサルで稽古をしています。

本年7月には東京公演が開幕しますが、これまで積み上げてきた最高の舞台で東京に花を咲かせたいと思います。帰ってくるのを楽しみにしていますね。

京都公演は、5月9日にいよいよ千秋楽を迎えます。残すところあと2ヶ月あまりとなりましたが、まだまだパワフルに感動をお届けして参ります。まだご覧になっていない方はどうぞお見逃しなく!

(ガストン役・野中万寿夫)



『マンマ・ミーア!』広島の街から [マンマ・ミーア!]

みなさんはじめまして!

『マンマ・ミーア!』広島公演、営業担当の Y と申します。

昨年12月14日に製作発表会見を行ってから早3ヶ月が過ぎました。
5月23日の開幕に向けて広島の街が『マンマ・ミーア!』に彩られていく様子をお届けしたいと思います。

さて、会場となるALSOKホール(広島県立文化芸術ホール)。
およそ2年前の『美女と野獣』に継ぐ長期公演となる『マンマ・ミーア!』開幕に向けて、着々と準備が進んでいます。

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劇場正面には『マンマ・ミーア!』のイラストとロゴをあしらった看板が設置されました。
ポスターもあちこちに貼られて、『マンマ・ミーア!』ムードが高まっています!

『マンマ・ミーア!』広島に!の象徴とも言えるのが、みなさんおなじみの『マンマ・ミーア!』路面電車の登場です。
(路面電車、、チンチン電車という愛称のほうがおなじみかもしれませんね。)


3月2日にはラッピング電車のお披露目式が行われましたので、その模様をご紹介いたします。

『キャッツ』『美女と野獣』に続く3度目の登場となるラッピング電車。
お披露目式が開催されるのは今回の『マンマ・ミーア!』が初めて。気合充分!

式には広島電鉄株式会社の大田哲哉 代表取締役社長、
広島県ええじゃんレディ鶴岡沙織さんも駆けつけてくださり、
劇団四季の佐々木典夫副会長と共にテープカット。

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カットと同時に「ダンシングクイーン」が流れ、軽快に出発しました。

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広島公演を記念した『マンマ・ミーア!』ラッピング電車、公演終了まで運行します。
ぜひご乗車してくださいね。

さて広島開幕まで3ヶ月を切りました。
現在四季の会先行予約を承っております。多くのお客様にご予約いただき感謝です。

さらに広島の街を『マンマ・ミーア!』一色に染められるよう一生懸命がんばります!
どうぞご期待下さい。

営業担当 Y

心ときめく夢と愛の舞台へようこそ! [美女と野獣]

こんにちは。
『美女と野獣』京都公演でベル役を演じる五東由衣です。

ついに『美女と野獣』の東京公演が決定しましたね。
ディズニーと劇団四季が初めてタッグを組んだ夢のミュージカル。美しいメロディー、豪華絢爛な衣裳、純粋な愛がつまった舞台は、初めてご覧になる方も、これまで何度もご覧いただいてる方も、きっとお楽しみいただけることと思います。

今回は、オススメのシーンや見どころをこっそりお教えしましょう。

テレビコマーシャルでもよく登場する「ビー・アワ・ゲスト」のシーンは、この上ない華やかさ。シャンパンシャワーや花火の演出はもちろんのこと、お城の人たちの衣裳やメイクもおもしろいんです。ソルトペッパーやお皿になっていたり。魔法によってモノに変えられてしまったお城の人たちにとって、ベルは希望の光です。でも、“ベルが魔法を解いてくれるかもしれない”という気持ちよりも、“お客様におもてなしが出来る喜び”にあふれていて。お城の人達は、みんな誰かのために働くのが生き甲斐なんですね。こういった素敵な気持ちと、ディズニーらしいデザインがより豪華な舞台を生み出しているのではと思います。

ベル役を演じるにあたり、一番初めにディズニーから伝えられたことは、「ベルは普通の女の子である」ということ。これまで演じさせていただいた、『アイーダ』のアムネリスはエジプトの王女様ですが、ベルは街にいるごく普通の女の子です。でも、優しいだけでなく、芯が強くてはっきりしている、そして本当の事を見抜く力を持っています。ご観劇になるお客様が、共に心を動かして、一緒にお話を観てくれるような愛されるキャラクターである、という事を心がけて演じさせていただいています。

主題歌にもなっている、「ビューティー・アンド・ビースト」をはじめ、『美女と野獣』では、女の子なら心ときめくシーンがたくさん登場します。

2幕では、わがままで横暴で自分勝手だったビーストが、次第に変わってゆきます。体を張ってベルを助けてくれたビーストが、生まれて初めて「ありがとう」と言われて、どうしていいか分からないけれど、嬉しくて、どんどん人が喜んでくれることをするようになるんです。

また、ベルがピンクのドレスをまとって登場したときのビーストも、とても可愛いですよ。初めて若い娘さんがドレスを着ている姿を見たので、つい見とれちゃって何て言っていいか分からなくなってしまうんです。このシーンのビーストは魅力的ですし、すごく可愛いなって思います。ビーストが「目を閉じて、驚かせたいから」と言って、目を閉じたベルを…。その後は劇場でお確かめくださいね。

ベルが着ている3色の素敵なドレスは、そんな素敵な恋心に更なる彩りを加えるものかもしれません。
冒頭の衣裳は、きれいな水色。背景は、丘のある田舎町。ここでこの衣裳を着て歌うとき、私は青い空と白い雲をイメージするんです。本が大好きなベルは、いつも物語の世界に憧れて、素敵な世界を空想しています。そんな気持ちが、衣裳のイメージにぴったりなのではないでしょうか。

次に着るのは、ピンクのドレス。この色には優しさや柔らかさといったイメージがありますよね。ベルがビーストに自分の大好きな本を読んで聞かせているシーンで着ているのが、ピンクのドレスです。ベルにとっては生まれて初めて着るドレスなので、ベルの本質が一番しっくり表れる色だと思います。本の素晴らしさを2人で共有して、次第にお互いの心が解け合ってゆく様子は優しさであふれています。

ラストの衣裳は、女性の夢がいっぱい詰まった、やわらかいゴールドのドレス。王子様と結ばれるお姫様にふさわしいドレスですよね。実は、「ビューティ・アンド・ビースト」で着ているドレスと、フィナーレのドレスは違うものなんです。前者のドレスにはリボンとハートがデザインされていますが、フィナーレではこの作品のテーマでもあるバラの花があしらわれています。

3月10日〜14日の『美女と野獣』京都公演では、ホワイトデーカーテンコールをご覧いただけますよ。
年に一度の特別なひととき。是非お楽しみくださいね。

(ベル役・五東由衣)


ミセス・ポットの素敵なハート 

こんにちは。
『美女と野獣』京都公演でミセス・ポット役を演じる竹原久美子です。

いよいよ『美女と野獣』東京公演が決定いたしました。
12年ぶりの東京公演を、劇団四季10番目の専用劇場でスタートできることはやはり嬉しいことですね。

『美女と野獣』は、あなたの大切なひとと観るのにぴったりなミュージカルです。
私が好きなシーンは、ベルとビーストが、あるきっかけから心を通い合わせはじめる場面。私たちも人間に戻れる可能性が出てきて、命がけで2人の応援をしているんです。きっと大人同士で観ると、せつないような、もどかしいような不思議な気持ちになるのではないかと思います。

また、ミュージカルの冒頭では、ベルが住んでいるフランスの片田舎の町が登場します。私はこのシーンでは登場しないのですが、大好きなシーンのひとつ。このシーンに登場するキャラクターは、ひとりひとりが生き生きとしていて躍動感に満ちています。歩き方ひとつとっても、それぞれ特徴があり、よーくみていると、「あ、こういう人、いるいる(笑)」という人だらけ。お子様とご観劇になる際には、「この人、何屋さんなのかなぁ」って一緒に想像してみていただけると、きっと楽しいと思いますよ。

お子様と劇場にお越しの際には、記念のグッズもオススメです。私のお気に入りは、ビーストとベルのお人形。すごく可愛くて、友人のお子様が観劇に来てくれたときにはプレゼントしたりしています。

ミセス・ポットにも、「チップ」という可愛い息子がいます。
彼女はルミエールやコッグスワースと同じ、お城の召使い。モノに変えられる前は料理人をしていました。明るく優しい彼女は、ビーストにも自分の息子のように温かく叱ったりしますが、チップに対してはまだすごく小さい子どもだから、と。(笑)演じる上で、そういった様々な人との距離感を掴むのに、随分苦労しました。

自分だけでなく、自分の子どもまで“モノ”へと変わってゆくというのは、切ないところもあるかもしれません。しかし、ミセス・ポットの「子どものために、私は諦めない」という台詞にもあるように、チップがいてくれるからこそ、希望を持ち続けることが出来るのです。たとえ他のみんなが諦めそうなときでも。やっぱり、母は強いって思いますね(笑)そんなところが、母親である彼女の芯でないかと思います。
ミセス・ポットは、明るく素敵な女性。一番大きな心で、ベルとビーストを見守っているように思います。ミセス・ポットは昔からアニメで見たりしていて、素敵なナンバーも持っていますし、本当に憧れていたので、役をいただけたときは、嬉しかったです。彼女に近づけるよう、稽古のときには、自分の親や、子どもを持っている友達のことを考えながら役に挑んでいますよ。

2月もいよいよ中盤に。『美女と野獣』カンパニーでは、3月のホワイトデーカーテンコールに向けて着々と準備中です。どうぞご期待ください!

(ミセス・ポット役・竹原久美子)

『美女と野獣』ホワイトデーカーテンコール日程の詳細はこちらから>>>


ハートがいっぱいの『美女と野獣』 [美女と野獣]

こんにちは。
『美女と野獣』京都公演でタンス夫人役を演じる大和貴恵です。

いよいよバレンタイン。
京都劇場の周辺はすてきなハートのポップに囲まれて、ムード満点です。
私たちBBカンパニーも、2月9日(火)から始まるバレンタイン特別カーテンコールに向けて毎日稽古しています!今回のカーテンコールは、様々なカップルが日替わりで登場するので、全部ご覧頂いてもすごく楽しめると思いますよ。

ミュージカル『美女と野獣』は、ディズニーのアニメがそのまま立体化されていて、一気に夢の世界へ連れていってくれる舞台です。豪華な舞台装置はもちろん、衣裳も細部まですごくこだわってつくられているんですよ。至るところに、ハートが散りばめられていて、ビーズの形までハート型です。泡だて器役のときには、初めて衣装を着させていただいてから数日後、おしりのほうをじっくり見ていたら、すてきなハートマークと小さなバラを見つけたこともありました。衣裳は、着るたびに、新しい発見があります。劇場にお越しの際には、ぜひ“隠れハート”も探してみてくださいね。

今回演じさせていただいているタンス夫人。私がずっと演じたかった役なので、衣裳を着ることができて嬉しくて仕方がありません。タンス夫人の衣裳は肩だけでなく、しっかりお腹にくくりつけて支えています。お腹がぎゅーっと締めつけられているので、体をつくらないと、歌うことができません。毎日早めに劇場に来て、開口法などの訓練を欠かさずして、本番に備えています。

入団して間もない私でも、こうしてチャンスをいただける四季の環境に感謝しています。演じる中で台詞のキャッチボールの重要性を感じ、新しい発見がある日々。まだまだ課題だらけですが、これからも頑張っていきます。

四季の合格通知が届いたのは、2008年のバレンタイン。私にとっての2月14日は、人生を変えたすごく特別な日ですね。

(タンス夫人役・大和貴恵)

『美女と野獣』特別カーテンコール日程の詳細はこちらから>>>


『美女と野獣』の素敵なカップルたち [美女と野獣]

こんにちは。
『美女と野獣』京都公演でバベット役を演じる小川美緒です。

1月もあっという間に終わってもう2月。
いよいよバレンタインシーズンですね。
素敵な恋が芽生える季節、恋人同士で『美女と野獣』をお楽しみいただくのはいかがでしょうか。

ドキドキするシーンが盛りだくさんの『美女と野獣』。
ベルとビーストの心が次第に通い合ってゆくストーリーは、やはり惹きこまれる魅力のひとつでしょう。図書館のシーンでベルとビーストの心が初めて近づくところや、「美女と野獣」のダンスで2人の心が通い合うところはとても素敵。
きっと、カップルの皆さんも色々感じるものがあると思いますよ。

また、豪華絢爛な舞台はきっとあなたを夢の世界に連れて行ってくれるはず。舞台装置、音楽、衣裳、どれをとってもゴージャスですが、中でも「ビー・アワ・ゲスト」のシーンは、圧巻です。
素敵なベルに飛びっきりのおもてなしをするために、私たちは、いつもベルに喜んでもらいたい一心でショーをします。ベルは自分たちを人間に戻してくれる可能性を秘めた女性。自分たちがどんどんモノ化してゆく恐怖よりも、お城にやってきたベルにここを気に入ってほしい、楽しいって思ってもらいたいという想いを込めて、みんなが「ベルちゃん!ベルちゃん!」っておもてなしをするんです。きっと、みんなの想いの集大成が、あの豪華さを生み出す理由のひとつになっているのかも知れませんね。

バベットとルミエールの恋の駆け引きのシーンも、勿論オススメです。
バベットの役作りの際に、フランス人の恋人をイメージして演じるように説明を受けたんです。いつも、「oui!」「non!」「oui!」「non!」て言い合ってるような、そんなカップルですね。好きなんだけど、それを素直に出さなかったりといった駆け引きが、フランスの恋人たちにとっては日常のことなのかなって思います。
『美女と野獣』は、もともとは、フランスの民話。バルコニーで、ルミエールとバベットがじゃれ合うシーンは、まさに日常のことなんですよね。
2人はどんなバレンタインデーを過ごすのでしょう。

私は5年間ドイツに留学していたのですが、ドイツのバレンタインデーは、女性だけでなく男性からも、恋人や親しい人に贈り物をする日なんです。
ドイツに行って初めてのバレンタインデーの朝、当時住んでいた寮のドアに友達からのメッセージカードが貼ってあったんです。カードには「ハッピーバレンタイン」と書かれていて、その上にチョコレートがチョンとくっついていました。外人さんてとってもキュートでおしゃれだなあって、感激したのをよく覚えています。
ドイツにいる間は、バレエ団の仲間とよくプレゼントを贈り合っていました。大きいものでなくて、小さなチョコレートなど、ちょっとした物を「ありがとう」という気持ちでプレゼントするんです。

今、『美女と野獣』カンパニーはバレンタイン特別カーテンコールに向けて稽古をしています。出演者からのサプライズイベントも企画していますので、皆さんぜひ、劇場にお越しくださいね。

(バベット役・小川美緒)


「人は誰でも変わることができる」 [ミュージカル『アイーダ』]

劇団四季ファンの皆様、そして、ミュージカルにご興味をお持ちの皆様、こんにちは。
東京・電通四季劇場[海]で上演中の『アイーダ』で、王女アイーダと恋に落ちるエジプトの将軍・ラダメスを演じております阿久津陽一郎です。

今回は『アイーダ』を鑑賞する際のポイントを、ラダメスの視点からお話したいと思います。

『アイーダ』というと、壮大なラブストーリーという印象が一般的です。
しかし、それはもっとも見えやすい部分に過ぎません。
その背後にある、僕が一番大切にしているテーマは、「人は誰でも変わることができる」ということです。

エジプト軍の司令官として戦いに明け暮れるラダメスの性格を一言で表せば、粗野で乱暴。「この世は自分のためにある」ということを信じて疑わない、横柄で非常に男臭い人間です。

演じるにあたり、ディズニーからは、「アメリカンヒーローのイメージで」とアドバイスを受けました。西部劇におけるジョンウェインのような豪放磊落さとでも言いましょうか。

そのような性格ゆえに、自分の知らないものへの好奇心も人一倍強い。
すべてを理解し、掌握していたいのです。
ヌビアへの遠征を買って出たのもそのため。また、女性の扱いも、相手の欲求を察知してそれに応えることで支配下に置くというスタンスです。これは、エジプトの王女・アムネリスに対する接し方にも現れています。

しかし、その尊大な自信家であるラダメスを揺るがす出来事、それがアイーダとの出会いです。

今までに見たことのない未知のタイプの女性との出会いに、ラダメスは「彼女は一体何者なんだろう?」という疑問で満たされます。
しかし、知ろうとすればするほど、アイーダの懐は予想以上に深く計り知れないことがわかる。
自分の理解の埒外の存在に、ラダメスの心はざわめき立ちます。

そして、ナイルの岸辺でアイーダと初めてキスをしたとき、「自分はこの女性を愛しているのだ」とはっきりと気づいてしまうのです。
自らの財産を民にすべて分け与えることで、その愛情を不器用ながらにも表現するラダメス。
アイーダへの愛に気づき、今まで自分が生きてきたすべてを投げ打つことで、ラダメスは生まれ変わります。
ここは、僕が劇中でもっとも好きなとても美しいシーンです。

人間は弱い生き物であり、誰しも過ちを犯してしまうものです。
しかし、過去と決別し、未来を生きることもできる。
それが、隠れた『アイーダ』のテーマだと僕は思っています。

個人的な解釈ではありますが、これから『アイーダ』をご覧になる皆様の一助になればと願って。

阿久津陽一郎


“悪カッコいい”ゾーザー軍団 [ミュージカル『アイーダ』]

みなさん、こんにちは。ゾーザー飯野こと、飯野おさみです。

私が出演している『アイーダ』の東京公演も10月の開幕から4カ月近く経ちましたが、鑑賞されたお客様が口コミで評判を広げてくださり、非常に御好評をいただいているようです。本当に、ありがとうございます!

さて、今回のオフステージブログは、わたくし飯野が、劇団四季とディズニーが贈るミュージカル『アイーダ』の魅力をご紹介させていただきます。

『アイーダ』の魅力は、作曲家のエルトン・ジョンと作詞家のティム・ライスが手掛けた音楽や、時空を超えた真実の「愛」で感動を得られる部分だけではありません。最大の見どころは、なんといっても、僕がひきいるゾーザー軍団がカッコイイことでしょう(笑)。

ゾーザーは、『アイーダ』のなかでは唯一の悪人です。表向きは優しいけれど、欲望や思いを貫き通すためであれば自分の息子ですら殺すことを厭わない冷酷な人間。それがゾーザーです。

僕には「人間には、どこかいい部分があり、根っからの悪人はいない」という持論があり、どんな役でも“いい人”の感情を織り交ぜて演じていました。しかし、ゾーザーの場合、それではダメなんです。

なぜなら、ゾーザーは根っからの悪人だからです。『アイーダ』は、ゾーザーの悪役っぷりを引き立たせることで物語のコントラストがより浮かび上がる構成になっています。食べ物でいえば、メインの食材ではないけれど味に深みを出すには欠かせない唐辛子のようなもの。徹底的な悪役だからこそ、「悪人ではあるけど、カッコいい!」と思えるような人間像を心がけて演じています。

そして、ゾーザーの見どころは、そのピカレスク的な部分だけはありません。ゾーザー率いる軍団、通称『ゾーザー軍団』が繰り広げるダンスも見ごたえ充分! 振付師のウェイン・シレントさんが考案したダンスは日本の武道のような切れ味・鋭い振りが入り、その動きに合わせて照明も素早く切り替わるので、とても力強く見えるはず。

でも、実のところゾーザーは、軍団を引き連れてはいるものの、舞台上を練り歩くことが中心であまり踊ってはいないんです。それなのに踊っているかのように見える……。実際にアイーダをご鑑賞になられた方は、ゾーザーも踊っているかのような錯覚を覚えられたのではないでしょうか?

その理由は、ゾーザー飯野が軍団を巧みにコントロールしているからです(笑)。というのは半分冗談で、本当に音に合わせて動いているだけなのですが、その呼吸の間合いがピッタリと合っているからこそゾーザーも踊っているように見えるのです。

2010年を迎え、ぼくも新しい細胞に入れ替えるためにトレーニングを重ね、日増しにパワーアップしています。みなさん、ぜひ劇場にご来場いただき、パワーアップした “悪カッコいい” ゾーザーを観にいらしてください!!


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