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| 運河の両岸には美しい建物が並ぶ |
ヴェネツィアと聞けば、まず思いうかべるのは運河を進むロマンティックなゴンドラの姿ではないでしょうか?ヴェネツィアはもともと、蛮族に追われたイタリア北東部ヴェネト地方の民が潟に住み着いたことから発展した国。潟(ラグーナ)は平均水深5メートル、その中に数々の島が点在しています。トーマス・マンの「ヴェニスに死す」の舞台となったリド島もその1つ。ヴェネツィア映画祭もこの島で開催されています。
ヴェネツィアを走る運河は、他の地域のものと違い元々自然にあった水路を補強して出来ています。縦横に走る水路とは別に、大きな運河"カナーレ"と呼ばれるのは、現在のヴェネツィアでは3つだけ。運河に面して14〜17世紀の建築物が並び建っており、その美しさは観光客の目を楽しませていますが、沼地に木材の杭を打ち込み、その上に石を積み固めて作られた地盤の上に建てられていることから地盤沈下で床や塔が傾斜していることが珍しくないそう。また、水路が発達したヴェネツィア本島内では自動車の運行禁止。自転車も禁止され、車のなかでは乳母車と手押し車だけが許されています。
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