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About Ondine Introduction イントロダクション

『オンディーヌ』には、劇芸術に対する僕らの祈りと願いとが込められている。
亡き加藤道夫先生が、ジロドゥの劇を語ることによって僕らに演劇の扉を開いたその日から、『オンディーヌ』は僕らのうちに神話としての席を占めた。
この神話を実現すること、それが過去の演劇生活の最高の目標であり、僕らを律してきた至上命令なのである。

――初演時プログラムより

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ジャン・ジロドゥの戯曲『オンディーヌ』は、劇団四季にとって特別な意味を持つ演目です。1953年の旗揚げ以来、アヌイとジロドゥの作品を中心に上演してきた四季が初めてこの『オンディーヌ』を上演したのは、創立5年目の1958年。演出を担当した浅利慶太は、この上演を「神話の実現」と捉えています。

念願の『オンディーヌ』初演を果たした劇団四季は、これを一つの区切りとして、以後、様々な劇作家の創作戯曲を連続上演するなど多彩な展開を開始します。

しかし、『オンディーヌ』は劇団四季の最も輝かしい代表作として、その後も繰り返し上演され、劇団の節目を彩って来ました。

創立50周年を迎えた2003年に開場した自由劇場でも、こけら落し作品として『オンディーヌ』を上演しています。

緊密な劇場空間を満たす緊迫感、柔軟な舞台機構を最大限活かした大掛かりな舞台転換のダイナミズム、そして水の精と騎士の悲恋――その純粋性に大きな評価が寄せられたこの『オンディーヌ』にご期待ください。

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