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今から約400年前、イギリスのロンドン。ヘンリー国王の息子エドワードとこじきの子トムは、同じ年、同じ日に生まれました。トムはそのことを知ってから王子様に憧れて、近所の子供たちと“王子様ごっこ”をして遊んでいます。ある日、いつものようにお城の近くで遊んでいたトムは、エドワードに会ってびっくり!なぜって、ふたりは顔や姿形がそっくりだったのです。
トム「王子様の服が着てみたいな」
エドワード「僕も君の服が着てみたいな」
ふたりは洋服を取り替え、その姿のままお城に行くことにしました。エドワードの部屋でクルミを食べようとするトムの手には番兵につけられた傷が。怒ったエドワードは、国王から譲り受けた大切な“大印章”を役人に悪用されないようヨロイの中に隠し、番兵を注意に行きます。しかし、乞食の身なりをしていたエドワードは門の外に放り出され、トムはひとりお城に残されてしまいます。
お城を追い出されたエドワードは、町で国王の病気がさらに悪くなったことを耳にします。一刻も早くお城に戻りたいエドワードは、番兵に自分は王子であると訴えますが信じてもらえません。町の人たちからは石を投げられ、とうとう喧嘩になってしまいます。そこへ通りかかった流浪の騎士マイルスがエドワードを助けてくれました。その時、国王の死を知らせる鐘が鳴り響きます。悲しみにくれるエドワード・・・。マイルスは、これからもエドワードを助け、守っていこうと心に決めるのでした。
王子エドワードは、トムの父親ジョンに、ユーゴー率いる泥棒たちが住む洞窟へと連れてこられます。泥棒たちは身体に負った傷を見せ、無実の罪で罰せられたと国王を非難します。エドワードは、悪いのは法律を悪用する役人だと主張してユーゴーたちと決闘し、見事に勝利。ユーゴーたちは、エドワードを王子と認めることにしました。
 その夜、役人がユーゴーたちをつかまえにやってきます。逃げ遅れたエドワードとマイルスは牢屋に入れられ、番兵から今日が戴冠式だと聞かされます。早く止めなければトムが国王になってしまいます。
何とかお城に辿り着いたエドワードとマイルスの目の前で、今まさにトムの頭上に王冠が!!!
「待て!偽りの頭上に王冠を載せることは許さない。私が国王となるエドワードだ!」
エドワードとトム、このふたりがあまりにも似ているのに人々はびっくり。見た目だけでしか判断できない役人たちは、本物の王子なら国王から譲り受けた“大印章”のありかを知っているはずだと言います。ところが、エドワードはどこに“大印章”を隠したのか忘れてしまっていたのです。誰もが王子の身なりをしたトムが本物の王子であると思ったその時、エドワードは“大印章”をヨロイの中に隠したことを思い出します。
無事に国王となったエドワードは、“これからは、人を身なりや姿形で判断してはいけない”とみんなに告げるのでした。
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