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一人の平凡な男が、突然壁を通り抜ける力を身につけたことから始まるコメディタッチの物語は、フランスのエスプリとともに社会風刺も織り込まれ、心に響くラブストーリーに仕上がっています。そして全編を綴るのは「シェルブールの雨傘」の巨匠ミシェル・ルグランの珠玉の音楽。“人生は素敵!人生は 最高!”と大合唱が起こり、舞台も観客も生きる喜びに染まるそのフィナーレは、全ての人を幸福感で包み込みます。
フランスの作家マルセル・エイメの小説をもとに、1997年パリで幕をあけたミュージカル『壁抜け男』。パリでは異例の1年を超えるロングランを記録し、フランス・ミュージカルの新時代を切り拓いたといっても過言ではありません。
舞台は1947年、パリ・モンマルトル。しがない一役人に突如備わった特殊な能力は、彼自身だけではなくパリ中を動かすことに――。
人間誰もがなにかしら“壁”の存在を感じている現在。日本での公演では誰からともなく“ヒーリング・ミュージカル”と呼ばれるようになりました。『壁抜け男』はみなさんにささやかな幸せをお届けします。
※写真はこれまでの舞台より PHOTO BY 山之上雅信
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