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ジョン万次郎の夢
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人物紹介
アリー/ポリー
私たち姉妹は、アメリカの「ジャーナリスト」、今の日本でいう「新聞記者」。面白くて役に立つ情報を、たくさん取材して、皆さんにお知らせするのが仕事なんです。今から150年前の江戸時代に実在した「ジョン万次郎」のお話しをしに来たんです。
キン/ギン
あたいたち二人は「瓦版屋(かわらばんや)」さ。「瓦版」ってのは、昔の新聞のことさ。ジョン万次郎が活躍していたころの、日本のジャーナリストだよ。今日の物語には、万次郎以外にも、昔の日本で活躍した人がたくさん登場するんだ。ここで一人ひとりをみんなに紹介するね。
万次郎
土佐の国(現在の高知県)の漁村に住む十四歳の少年。漁で嵐に遭い、アメリカの捕鯨船に助けらたんだ。好奇心旺盛な万次郎は、そのままアメリカに渡り、その進んだ文明に触れ、多くのことを学んだよ。
ホイットフィールド船長
万次郎を助けた捕鯨船の船長。素直でかしこい万次郎を可愛がり、自分のふるさとフェアヘブンの街へ連れて帰り、実の子どものように育てます。日本を開国させようと旅立つ万次郎に「大切なのは、人々の心を開くことだ」と教えたんだ。
伝蔵親方/重助/寅右衛門/五右衛門
万次郎と同じ船で遭難した猟師たちです。当時の日本人がそうだったように、外国を「南蛮」と呼び、「大きくて鬼みたいに赤い顔をした人間が住む、恐ろしい異国」と思い込んでいたんだよ。
島津斉彬(なりあきら)
江戸時代のおわりごろ、日本で二番目におおきかった薩摩藩(現在の鹿児島県)のお殿様です。早くから西洋文明に目を開き、幕府にも開国を勧めていたんだ。アメリカから帰国した万次郎に力を貸してくれた人物さ。
勝 海舟
咸臨丸という軍艦に乗って日本人として初めて太平洋横断を成功させたんだ。早くから開国を支持していた勝海舟は、ジョン万次郎を通訳に抜擢してくれたんだよ。ジョン万次郎以外にもたくさんの人材を教育したよ。
福沢諭吉
勝海舟のお供として、ジョン万次郎と一緒に咸臨丸でアメリカへ渡った人物。今の一万円札の顔にもなっているよ。独学で英語を学び、「慶応義塾」をつくって英語などを若い人たちに教えたよ。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉で有名な「学問のすすめ」を書いて、多くの人々に影響を与えたんだ。
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