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Charm of “南米のパリ”ブエノスアイレスの魅力

エビータが生まれ育った国・アルゼンチン。広大な国土の多くを草原と高くそびえるアンデスの山々に覆われた国。その中で、夜空に輝く1等星のように燦然と光を放つのが、"南米のパリ"と呼ばれる首都ブエノスアイレスです。スペイン語で"良い空気"""良い風"という意味を持つこのメガシティは、ヨーロッパか らの移民とともに発展し、ラテンアメリカにあってもっとも西洋の色の強い街でもあります。
日本のちょうど裏側で、エビータが33年という短い生涯を草原を吹き渡る一陣の風のように駆け抜けたブエノスアイレス。その空気を感じ取ってみてください

ブエノスアイレスの魅力 1「街」

人口約1300万人。アルゼンチンの経済・文化を一都市で支えるブエノスアイレスの中心には、歴史的建造物が集まる「5月広場」があります。 1810年、この広場において起きた5月革命がきっかけとなって、アルゼンチンはスペインからの独立を果たしました。中央には革命を記念して建てられた 「5月の塔」と、アルゼンチン国旗の創案者マヌエル・ベルグラーノ将軍の騎馬像が。東側には、有名なピンク色の大統領府「カサ・ロサーダ」があります。

5月広場の写真

『エビータ』オリジナル版は、ハロルド・プリンスの手により、エバ・ペロンの人生を静観し突き放すドライな演出がなされています。日本での上演にあたり、浅利慶太は、日本人の心情を加味した独自の視点で、一人の女性の魂の物語という側面から彼女の生涯を描き、作品に奥行きを持たせることに成功しました。

その大統領府と国会議事堂を結ぶ5月通りと交差して街の中心を走るのが、独立宣言発布を記念した「7月9日通り」。南北4Km、最大幅約140mを誇るこの大通りは、市民に"世界で一番広い道路"として親しまれています。

サンテルモの写真 1

"南米のパリ"と呼ばれるブエノスアイレスの特徴は、やはり現代の高層ビルに混じり、古くからのヨーロッパ風建築が多数残っていることでしょう。人口も、白人系が多くを占め、南米にあって西洋の香りを強く匂わせる独特な都市でもあります。

そんな街の中でも、スペイン植民地時代からの建物が並び、一際歴史を感じることができるのが、南側に位置するサンテルモ地区です。石畳の道には市場や骨董品店が並び、大道芸人や音楽家が道行く人を楽しませます。かの有名なアルゼンチンタンゴは、このサンテルモ地区、そしてさらに南のボカ地区が発祥と 言われています。

カニミートの写真

大西洋に面したボカ地区は、かつては港町として栄え、ヨーロッパやアフリカなどさまざまな移民たちが集う場所でもありました。中心部には、トタンでできたカラフルな家々が並ぶ「カニミート」という通りがあります。また、アルゼンチンといえばサッカー!マラドーナが在籍した名門ボカ・ジュニオールスもここボカ地区を本拠地としています。

エビータの墓の写真 2

一方、北へと向かうと閑静な高級住宅街であるレコレータ地区があります。この地区にあるレコレータ墓地には、歴代大統領をはじめ多くの著名人が埋葬されていますが、もっとも人気があるのはやはりエビータのお墓です。"貧しい人々を解放したい"と願った彼女を慕い、捧げられた花は絶えることがありません。

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